AGA治療で太る？ミノキシジル内服薬の危険な副作用

「AGA治療を始めて体重が増えた、、」

という方がいるのをご存知ですか？

体重が増える副作用は、ミノキシジル内服薬によるものです。

そこで今回は、ミノキシジル内服薬の概要、なぜ体重が増えてしまうのかについて解説していきます。

ミノキシジル内服薬（ミノキシジルタブレット）の概要について知りたい方はこちら▼▼

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ミノキシジルとは

ミノキシジルの歴史

ミノキシジルは、1960年代に血圧を下げる薬、いわゆる降圧薬（こうあつやく）として開発されました。

降圧薬として使用される中で、全身の毛が濃くなる副作用が発見されました。

毛が濃くなる副作用を利用して、AGA治療薬であるミノキシジル外用薬が開発されました。

ミノキシジル内服薬の現状

鋭い方は気付いたかもしれませんが、上の”ミノキシジルの歴史”では外用薬の開発にのみ言及しています。

実はミノキシジル内服薬はAGA治療薬としては開発されていません。

そのためAGA治療薬として使われているミノキシジル内服薬は、

というのが現状です。

ミノキシジル内服薬の効果

ミノキシジル内服薬は、血管を拡張させることで血圧を下げます。

一方毛髪に対しては、毛髪の成長を促す成長因子を増やすことで、薄毛を改善させます。

毛髪の成長は全身に起きる可能性があり、80%の方で、内服開始後3-６週間で出現します。

ミノキシジル内服薬で太る原因

ミノキシジル内服薬で太る原因は、副作用のむくみです。

内服した方の７％でむくみが起こるとされています。

むくみとは、皮膚や皮膚の下の組織に水分が貯留する状態です。

むくみがひどくなると、皮膚だけでなく全身に水分が貯まるようになります。

肺に水分が貯まった場合、呼吸困難の出現など危険な状態に陥る可能性があります。

ミノキシジル内服薬その他の副作用

初期脱毛

ミノキシジル内服薬により、新しい毛髪の成長が促進されることで、古い毛髪が毛根から押し出されます。

それにより、古い毛髪が一気に抜け落ちることを初期脱毛と呼びます。

内服開始後１ヶ月程度で起こることが多く、発毛効果による副作用のため、AGA治療においては効果が期待できるサインとされています。

おまけ：フィナステリドで太る？

フィナステリドやデュタステリドは内服しても太ることはありません。

危険な浮腫などのリスクはなく、ミノキシジル内服薬より安全に使用できます。

AGA治療薬で太る原因になるのは、ミノキシジル内服薬だけです。

フィナステリド（プロペシア）の特徴的な副作用はこちらの記事をご覧ください▼▼

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まとめ：ミノキシジル内服薬の危険性を理解し、正しいAGA治療を始めよう！

ミノキシジル内服薬は、発毛作用がありますが、むくみによる呼吸困難など、危険な副作用のリスクがあります。

どうしても使う場合は、むくみによる体重増加がないか、必ずチェックするようにしましょう。

正しいAGA治療を受けることで、皆さんの薄毛の悩みが少しでも解消されたら嬉しいです！

薄毛が改善して、皆さんが前向きな人生を歩めることを心から願っています。

ミノキシジル内服薬を使用していない、おんどりのAGA治療体験談はこちら（経過写真あり）▼▼

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