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AGA治療

ミノキシジル外用薬vs内服薬 どちらを使うべき?

こんにちは、おんどりです

ミノキシジルはAGAの治療薬で

外用薬(塗り薬)、内服薬(飲み薬)の2種類があります

どちらか、もしくはどちらも使っている方多いのではないでしょうか

実は使用するべきミノキシジルは1種類のみ

もう一方は決して使ってはいけません

おんどり先生

僕も1種類のミノキシジルしか使っていないよ

今日は、ミノキシジル外用薬と内服薬どちらを使うべきか

現役医師でAGA治療中のおんどりが徹底解説します

結論

ミノキシジル外用薬を使うべき

早速ですが、結論です

使用するべきは外用薬のミノキシジルです

ミノキシジルの外用薬は、科学的に効果が証明されていますが

内服薬は科学的に発毛効果が証明されていないだけでなく

重い副作用を引き起こす可能性があります

おんどり先生

僕もミノキシジル外用薬だけ使っているよ

以下で詳しく解説していきます

ミノキシジルについて

ミノキシジルの歴史

ミノキシジルは、1960年代に血管を拡張させて

血圧を下げる内服薬として開発されました

使用されていく中で、毛が濃くなる副作用が発見され

AGA治療薬のミノキシジル外用薬が開発されました

一方AGA治療用のミノキシジル内服薬は

開発中に動物実験で犬の心臓破裂が起こったことが原因で

開発が中止されたとも言われているようです

おんどり先生

なんだか怖いね、、

上記経緯の真偽は定かではありませんが

AGA治療を目的としたミノキシジル内服薬は

開発はされていません

そのため、現在AGA治療薬として使用されている

ミノタブなどのミノキシジル内服薬は

AGA治療薬でなく血圧を下げるための降圧薬です

おんどり先生

AGA治療にミノキシジル内服薬を使っている方は

薄毛の治療に「血圧の薬」を飲んでいることになっているよ

なお、ミノキシジルが犬や猫に強い毒性を持

使用している飼い主の枕をなめることでも

中毒症状が出ることがあるというのは事実です

おんどり先生

犬や猫を飼っている方は注意が必要だよ

ミノキシジル内服薬の世界での現状

「血圧の薬」であるミノキシジル内服薬は

血圧を下げる強力な作用があり

副作用のリスクの高い薬です

「血圧の薬」として使用されているアメリカでも

日本の厚生労働省にあたるFDAが

ミノキシジル内服薬は

心臓や血圧に関わる重篤な副作用が発生する可能性があるため

  1. 他の「血圧の薬」を複数かつ最大量使っても血圧がコントロールできない場合
  2. 必ず他の薬と併用して使用すること

としています

おんどり先生

ミノキシジル内服薬はどうしても血圧が下がらない時の

最後の切り札ってイメージかな

このような薬ですので、ミノキシジル内服薬の

AGA治療への使用を認めている国は

世界に一つもありません

ミノキシジル内服薬の日本での現状

日本でももちろん、AGA治療に使用することはできず

血圧を下げる薬としてさえ

使用することは認められていません

おんどり先生

日本では本来の用途でも使えないことになっているよ

外用薬vs内服薬

AGA診療ガイドライン

AGA診療ガイドラインは、様々なAGA治療の

期待される効果や副作用から

推奨度という形で推奨される治療、されない治療をまとめている文書です

推奨度はA~Dまであり、Aから順に推奨度が高く

Dは推奨されない治療です

推奨度
ミノキシジル外用薬A
ミノキシジル内服薬D
男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版より

外用薬は推奨度Aで、最も推奨されている治療の一つですが

内服薬は推奨度Dで、行うべきでないとはっきり述べられています

おんどり先生

AGA研究の専門家は決してミノキシジル内服薬を使うことを推奨していないよ

診療ガイドラインについて詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください

AGA診療ガイドライン解説 こんにちは、おんどりです 突然ですが、皆さんは病院に行ったことはありますか? そこで皆さんが受けられた検査、治療は ...

なぜミノキシジル内服薬はよく使われている?

ここまで読んでいただけた方は、どうしてミノキシジル内服薬が

一般的に使用されているか疑問に持つと思います

その理由は発毛効果に期待ができるからです

科学的にしっかりと証明されているわけではないですが

一定の割合の方には実際に発毛効果があるようです

おんどり先生

髪の毛に限らなければ、8割の方で毛が濃くなるとも言われているよ

ミノキシジル内服薬を使って副作用が出たら?

ミノキシジル内服薬を使い、副作用が出てしまった場合

最終的には自己責任になります

AGAクリニックは治療開始前に副作用の説明はしてくれますし

軽度な副作用に対する対応は、治療費に含まれている場合もあります

しかし重篤な副作用が出た場合はその限りではありません

何か起きた時は、その治療を選択した自分の責任になってしまいます

おんどり先生

何か起きてしまったら、その治療を選んだ自分の責任になってしまうよ

まとめ

今日は、ミノキシジルの外用薬と内服薬

どちらを使うべきかについて解説しました

  1. 元々ミノキシジルは血圧を下げるための薬
  2. ミノキシジル内服薬は重い副作用が出る可能性あり
  3. 外用薬は推奨度A、内服薬は推奨度D
  4. 重篤な副作用が出た場合は自己責任

ミノキシジル内服薬は、ミノタブなどとして

AGA治療薬の一つとして一般的に使われており

実際に発毛効果を認めるという話も聞きます

しかしその重い副作用は軽く扱われている印象で

実際に何か起きた時は誰も責任を取ってくれません

おんどり先生

薄毛で悩む気持ちは痛いほど良くわかるけど

体を壊してしまったら元も子もないよ

一方ミノキシジル外用薬は治療効果が証明されており

副作用のリスクも低いです

ガイドラインでも推奨されているミノキシジル外用薬を使うことが

薄毛を治す第一歩になります

おんどり先生

塗り薬だと効きが弱そうと思う方もいると思うけど、

発毛効果はしっかり証明されているから安心してね

皆さんが健康な状態でAGA治療を続けられる手助けになれば嬉しいです

以上、おんどりでした!